ハイソラ

故意にパフォーマンスを下げられていたiPhone 6のバッテリーを交換してみました

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10月からiPhone 8にしましたが、それまで使っていたiPhone 6は私の母親に譲りました。

iPhone 6

それまでauの簡単ケータイを使っていた母。
私がiPhoneを変える際に、そのiPhoneを貰うとずっと言っていましたので、約束通り譲ったわけです。
ただ、やはり4年近く使用していたので、バッテリーの持ちが非常に悪く、100%充電してもすぐに30%になったり、パフォーマンスも悪くなっていました。
バッテリーを交換することを提案していましたが、約8900円と修理金額が高額なこと、またバッテリーと時々動作がカクつく以外は問題ないですし、そこまでヘビーな使い方をしているわけでもないので、とりあえずそのまま使っていました。

そんな中飛び込んできた、Appleによる「iPhone計画的陳腐化」問題。

・参考リンク:米Apple、故意に旧型iPhoneの速度を低下させていた問題について謝罪 保障対象外のバッテリー交換を割引に

2018年内に限り、バッテリー交換費用は8900円から3270円に値下げされました。
本来であれば、もっと安い交換費用であるべき問題ですが、この短期間で全世界的に値下げする対応はさすがAppleといった感じです。

ということで、早速母のiPhone 6のバッテリーを交換することにしました。

申し込みはAppleのウェブ、サポートから

修理の申し込みは、Appleのサイトやアプリから可能です。
詳細は割愛しますが、私は持ち込み修理を行いました。

Appleストア以外の「Apple 正規サービスプロバイダ」でも大丈夫

Apple Storeのジーニアスバーはその地獄のような混雑ぶりが有名ですが、各地に「Apple 正規サービスプロバイダ」があります。
以前、MacBook Proのディスプレイコーティング剥がれを修理する際にお世話になった、ビックカメラ ラゾーナ川崎店も「Apple 正規サービスプロバイダ」。
今回もここに頼むことにしました。

他の「Apple 正規サービスプロバイダ」はかなり空きに限りがありますが、ここは比較的空いている印象を受けます。
もちろん、予約は必須ですが、当日も「4時間後であればご案内できます」と前に並んでいたチャラチャラしている大学生に案内していたので(ちなみに「マッッジすか」とリアクションしていた)、当日に行っても対応はしてもらえるようです。

係りの人に「予約しています」と伝えると、QRコードと番号が書かれたレシートを渡されます。
QRコードにアクセスすると、「待ち人数」を確認できるようになっています。
これは地味に便利。

順番待ちがわかる

2人前になると、メールで知らせてもらえることもできます。

実質30分で終了

母の名義でiCloudを設定していましたが、iCloudのID、パスワードやパスコードさえ知っていれば、息子の私でも受付してもらえました。
新品交換かな、と思っていましたがそう甘くはなく(当たり前です)、バッテリーを即座に変えてもらう対応のようです。
シリアル番号を端末に打ち込むと、設定アプリに全般的な診断をしてくれるモードが出現します。
係りの人に尋ねると、電話サポートや、ジーニアスバーなどで対応する際のみ出現するモードだそうで、なかなかのハイテクぶりです。

バッテリーはかなりヘタっていたらしく、すぐに交換対応になりました。
その他の機能に関しては全く問題ないそうで、少し安心。

係りの人がバックヤードに行ってバッテリー交換をします。
その間、溜まっているメールを返したり、本を読んだり時間を潰します。
結構かかるかな、と覚悟していましたが、10分もしないうちに「お待たせしました」と戻ってきました。
その後、再び診断が行われ、バッテリーも問題ない水準に回復したことを確認します。
書類にサインし、終了です。
案内されてから、30分もかかりませんでした。

体感できる速度の回復

戻ってきたiPhone 6を操作すると、これまでよりも明らかにレスポンスが向上し、全体的に動作速度が上がっています。
「本当に速度落とされてたんだな…」とAppleに軽く恨みを覚えます。
昔のiPhoneをお使いの方で、速度低下に悩んでいる方は、ぜひサポートに連絡をしてバッテリー交換を受けることをお勧めします。

是非、あらかじめ店頭に在庫確認を

ただ、係りの人も言っていましたが、機種によってはバッテリーの在庫が少なくなっているようです。
特に、iPhone 6、6 Plusは在庫がなくなってきているようなので、サポートを受けようと考えている店舗に、あらかじめ在庫確認の電話をすることをお勧めします。