日本時間の深夜に、Appleの新製品発表会が行われました。
その模様はAppleのサイトでもご覧頂けます。
当ブログでも、発表会前に何が発表されるのか、事前予想していました。
・“Hey Siri, give us a hint.” “内容を予想してみたよ”
我ながらあっぱれな予想（というか予想のまとめ）でした。
唯一、エルメス仕様のApple Watchの発表は予想外でした。

iPhone 6sは買いか

新しい機能やプロセッサについては、公式サイトや下記のような分かりやすいまとめにお譲りします（笑）。
・Apple、「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」を発表 – 9月25日から販売開始へ（Linkman）
・Apple、｢iPhone 6s｣と｢iPhone 6s Plus｣を正式に発表 − 予約受付開始は9月12日、発売日は9月25日（気になる、記になる…）
簡単に言うと、新しい色（ローズゴールド）、綺麗になったカメラ、早くなった動作、新しい操作が特徴ですね。
あくまでも個人的な考えですが、iPhoneを毎年買い替えているユーザー以外の、ごく一般的なiPhone 6、5sユーザーは、見送りで良いのではないでしょうか。
現に、iPhone 6や、iPhone 5sの販売はまだ継続されています。
ゴールドの色がなくなったようですが…。
iPhone 5は、そろそろブラウズが厳しくなってきたと言う声をよく聞きます。
ただ、14日に提供予定のiOS 9には、軽快な動作という特徴がありますので、アップデートする事によって解決する可能性もあります。
もちろん、使い方によってはiPhone 5sでも厳しいという方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、ブラウズ・SMS・メール中心という方は、本当に新しいiPhoneにする必要はあるのかな？と思っています。

iPad Proというコンテンツ製造タブレット

iPadが大きくなり、iPad Proとして発売されます。
これまでiPadは、主にコンテンツを消費するものでした。
ウェブを覗いたり、映像を観たり…、既に作られたものを入手したり観たりするものとして、素晴らしい性能を発揮していました。
もちろん、映像を編集したり、音楽を作ったりと、何かを生み出す事も出来ていましたが、やはり生み出しやすさという点においては、コンピュータには敵わなかったと思います。
今回、ディスプレイサイズが大きくなり、Jobsが怒り狂いそうなApple Pencilというスタイラスが付属する事によって、iPad Proはコンテンツを生み出す事も出来るタブレット、という位置になりそうです。
イラストレーターの皆さんにとっては、素晴らしいガジェットになると思います。
ただ、本格的なイラストを描かないデザイナーや、他の用途には使えないのではないかなという印象を受けました。
個人的には、ラフスケッチやアイデアスケッチは、アナログなノート、制作はコンピュータと言うスタイルが一番しっくり来ますね。
本当にひっそりと発表されたiPad mini4の方が気になります…。

はじめて発表会を最後まで観なかった

今回、Appleの発表会中に就寝してしまいました。
今までで初めての事です。
中国からのリークが多くなり、それが正確さを増している昨今、Appleの発表会独特の「ワクワク感」は薄れてしまいました。
Appleは大好きですし、Macの使いやすさ、外観のデザインの良さは素晴らしいものがあります。
ただ、最近のAppleは新製品が発表されても「やっぱりな」という印象しか受けなくなってしまいました。
どの製品も正常進化、というかバージョンアップという印象を強く受けます。
より早く、より使いやすくなることは良いのですが、もはや目新しさは皆無になってしまった印象です。
今年は、iPhoneマイナーアップデートの年ですので、目新しさはなくて当たり前なのですが、iPhone 6のときも同じことを思った気がします。
「その程度であれば、今の機種でも満足しているし、いいや」というユーザーは多いのではないでしょうか。
iPhoneユーザー自体はもの凄い多いですので、それでもiPhoneは売れるでしょう。
ただ、積極的にiPhone、Appleという選択肢は薄れてきそうな気がします。
全部が統一され、やり取りがシームレスなAppleのエコシステムを崩すのは勇気が要りますし面倒ですが、そういうことも検討していいのかな、と最近思い始めています…。

しかし、このキーボード付きカバーは不格好ですね…。
一番残念かもしれません。