menu

ハイソラ

ウェビナーはオフライン以上に準備が大切

WORK
calendar_todayhistory

このコロナ禍で、セミナー関係もほとんどオンラインになり、ウェビナーが全盛になってきました。
この2ヶ月でそこそこの参加者が集まるセミナーで、観覧者として、そして登壇者としてどちらも複数回経験することができました。
ウェビナーは自宅から参加、そして登壇ができるため、簡単にできる(準備がさほどかからない)と思いがちですが、それは勘違いでした。

リアクション大事

活気のあるセミナーにしたい場合や、登壇者の話をもっと引き出したい場合は、「自分はしっかり聴いていますよ」という態度が大事だと思います。
リアルな場でのセミナーでは、特に相槌をうったりすることはなくても、参加者がしっかりと目線をスライドや登壇者の人を向いていたり、メモを時々取ったりする様子を登壇者が感じ取ることで「ああ、しっかりと聴いてくれているな」と安心して話ができます。
逆に全然聞いてくれていない人を見つけても、しっかりと聞いてくれている人のことをチラッと見ることで、安心できたりもします。

しかしウェビナーではその雰囲気を感じ取ることがなかなか難しい。
カメラオンでも全員の顔をざっと眺めることはできませんし、参加者が多いZoomの場合は一部しか表示されなくなるわけで、より一層「あれ?つまんないのかな…」と不安になることも多くあります。
ウェビナーでは、サムズアップや拍手の絵文字、チャットをフルに活用した方が良いように思います。
もちろん、発言ごとにリアクションをするのはできませんが、必要な時にしっかりとしたリアクションをするととても良くなります。
よく登壇者が「これを知っている方いらっしゃいますか?」といった質問を会場に投げかけることがあると思います。
ウェビナーの場合、それにしっかりと対応すると、それだけでも活気のあるウェビナーになることが多いです。

意外と見聞きしている

とはいえ、自宅から参加している場合、これまでの通常の会場で行うセミナーと比べ、かなり集中して登壇者の話を聞いている気がします。
前の人の頭など環境によってスライドが見難かったり、隣の人の香水のにおいが気になることもありませんし、気が散るものが家の方が少ないのではないかと思います。
結果、目の前のディスプレイに集中できているのではないでしょうか。

ウェビナーでは、200人の参加者がいても登壇者はその多さが実感できません。
前述のリアクションがなかなかないウェビナーがほとんどで、登壇者として話していると、「あれ?ほんとに聞いてもらってるのかな?」「誰に向かって話しているんだろう」と心配になったり虚しくなったりすることもありますが、意外と参加している人はきちんと聞いてくれている、と安心して話すようにしています。

主催者の相槌大事

ウェビナー形式だと、基本的には登壇者と主催者のみがカメラONで、あとはカメラOFFか表示されないのが大半ですよね。
先日ゲストとして登壇したウェビナーでは、司会進行の方とゲストに呼んで頂いた会社の担当の方2名、そして私のみカメラがオンになっており、その他の参加者の方は表示されない方法でした。
しかし、そのセミナーの運営が正直良くなかった。
私が話している最中、司会進行の方は時々カメラがオフになり、会社の担当の人は長い間打ち合わせしているのが見え見え。
「あれ?全然話面白くないのかな、なんで呼んでくれたのかな」と不安になり、最後の方は焦りからか早口になってしまいました。

その数日後、同じようなテーマで登壇をした際は、司会進行の方が本当に懇切丁寧にリアクションしていただき、落ち着いて話すことができました。

アンケートでも、満足度は後者の方が高かったのです。
前者のアンケートには「主催者側のカメラがついたり消えたりして気が散った」「別の話をするのであればカメラはオフにしてほしい」という意見があり、やはり意外と見られているなと感じました。

もちろん「自分をもっと大切に扱え」と言いたいのではありません。
そういった準備や基本的な姿勢が、ウェビナーの場合はより大事になり、それが会場に明確に伝わるということを申し上げたいです。

オフラインよりも慎重な準備が必要

参加者として見ている時も、スライドの移り変わりやゲストの紹介、画面共有の移行がズムーズであったり、明瞭な音声で聴けるような「主催者の準備がしっかりとしているウェビナー」は満足度がかなり高いように思います。
もちろん、ウェビナーだけではなくオフラインのセミナーでも準備は大切になりますが、何かあってもそのほかの場面で挽回できることが多いですよね。
しかしウェビナーは画面の中で起きていることが全てのため、より一層注意深い準備が必要だなと感じます。

もちろん、前提になるのは明確なテーマ設定や登壇者のわかりやすさが大切なのは言うまでもありません。
そこはオフラインでもウェビナーでも関係なく大切です。
しかしながら、そのほかの準備の段階だったり、当日の参加の態度という面で、より慎重な準備や心構えが必要だなと思う次第です。