無印のネット部門の心配をしてから早5ヶ月。
ネット部門どころか、無印の店舗のほとんどが臨時休業となり、Amazonに出店する日が来るとは思いもしなかった。
ましてや、社会がこんなに激変するとは、本当に考えてもみなかった。
3月ごろから徐々に新型コロナウイルス感染症が流行だし、緊急事態宣言が出されてから1ヶ月半。緊急事態宣言が解除されました。
ご無沙汰しております。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
私はフリーランスのデザイナーとして仕事をしていますが、本当に本当におかげさまで、直接の影響はまだ受けていません。
もちろん、イベントが延期になったり、とっくに決まるべき事柄が全く決まらず連絡もない案件もあります。
しかし、これまでのところ売り上げが激減するといったことは起きていません。
10年基本的に一人で仕事をしていることが、ここで活きてくるとは正直思っていなかったです。
もちろん、まだこの先のことはわからないので、なんとか乗り切りたいものです。
様々なことが自粛され、多くの人が出かけずに家にいて、個々の時間を過ごす。
ここまで「個」にフォーカスされることはあまりなかったのではないかと思います。
会社ではなく、個々人の家で働く。
社会の一員として、個々人ができることは何かを考える。
決して少なくはない犠牲を払ってしまったわけですから、この時間を無駄にしてはならないと強く思います。
この数年、あまりにも人と人とのつながりを求めすぎたのではないかと思っています。
結果、「一人で過ごせ」と言われた瞬間、困る人が多く出てきた。
私も家族のことは大切ですし、友達と遊びたいですし、クライアントが有益になることを追求しています。
しかしながら、結局人間が生きるということは、個がどれだけ頑張るかということに尽きるのではないでしょうか。
それを蔑ろにしてしまって、あまりにもつながりを求めると、いざという時に困ることになる。
フリーランス、個人事業主に限らず、会社経営においては、リスクが降ってきたときにどれだけ対処できるか常々考えておくことが大前提です。
フリーランスで困っている人を本当に多く見かけますし、きちんと救うべきだと思います。
しかし全員が全員、この前提をきちんと守ってきたのか、疑問に思います。
国や他の人の助けを求めるだけなのは、それはそれで筋近いというものです。
意外だったのは、家で楽しめる、一人で楽しめることを多くの人が分からなかった、ということ。
もっとみんな引きこもり体質で、休日に家でエンジョイしている人がもっと多くいるのではないか、と考えていました。
「休みの日は家でゆっくりしてたい」とあれだけ言っていた人が、「みんなと遊びたい!」と叫んでいる。
人は「家にいなさい」と言われると外に出たくなるものだなと思います。
仕事をしながら、いろいろなことを考えてしまったので、自分の考えをまとめて記事にするつもりです。