実は、このブログを始めるきっかけになった、RICOH GR DIGITAL IV(4)を手放してしまいました。
コンパクトで、良いレンズを積んでいて、デザインも無骨で機能美があって、使いやすい本当に良いカメラでした。
ただ、決定的な欠点がありました。焦点距離です。
そこで、まずは自分の環境をおさらいしたいと思います。
私は以下のカメラを使い分けていました。
・iPhone:日常使い
・GR DIGITAL 4:日常使い+少し良い写真を撮りたいとき(旅行など)
・SONY α77:仕事使い+良い写真をしっかり撮りたいとき(旅行など)
・PENTAX K10D:ピンチヒッター
α77では、35mm(SAL35F18)、85mm(SAL85F28)の単焦点と、16-50mmのキットレンズ(SAL1650F28)を使っています。
目次
焦点距離のムラ
広角から望遠まで撮れるレンズを一本揃えておきたいところだったのですが、そもそも、私に必要な環境を改めて考えました。
やはり、普段からシャッターチャンスは逃したくない。
だからこそ、普段から扱えるカメラが欲しいと思っていました。
GRD4は、それを叶えてくれました。
ただ、焦点距離がいかんせん足りない。
上に記した環境の、それぞれの焦点距離(35mm換算)を観てみます。
・iPhone:33mm
・GRD4:28mm
・α77:24mm~75mm、52.5mm、85mm
お分かり頂けた通り、大分かたよっているんですよね…。
単焦点レンズの良さは語る必要はないと思いますが、それでもやはりこれ以上物が増えてしまうというのは、少し避けたかったのです。
そこで、環境を一新してしまおうと考えたのです。
一眼レフを持ち歩くのはさすがに大変だし、GRD4のコンパクトさと「良い写真が撮れる」という点は捨てがたいけど、もう少しアップで撮りたい場面も多々あるし…。
RX100M3という良いカメラがあるらしい
まずは、仕事での使用頻度が高い、α77+SAL85F28は残すことに決めました。
となると、16-50mmのレンズと、35mmの単焦点、GRD4はどうしましょう…ということになるのです。
ふと、1つのカメラが気になりだします。
「ソニー デジタルスチルカメラ「RX100M3」」です。
1インチセンサーを積み、コンデジでは最高画質を実現しながら、ボディはコンパクト。
フルオートで誰でも気軽に使えるというシンプルさを兼ね備えた、出来過ぎ君カメラです。
これまで3代目まで出ていて、M3はその第三代目。
これまでのRX100シリーズと比べて、少し広角側に広くなり、おまけにほぼ同じ大きさでファインダーがつきました。
それから、望遠側のF値が小さくなり(F4.9→F2.8)、より明るいレンズになっています。
…気になったが最後。
買ってしまいました。
一度作品も選んで頂いた、GR BLOGに参加できないのは凄くさみしく悲しいのですが、より使って頂ける方に譲ってしまいました。
RX100M3を使って早、2ヶ月。
いやはや、すごいです。
その凄さは、また次回。