ハイソラ

RX100M3を「ソニーサービスステーション 秋葉原」にて修理したお話

ITEM

これは愛用しているRX100M3。
このコンパクトなサイズから出される高画質な写真は、今でもなかなかのものと感じます。

RX100M3

よく見てみましょう。

RX100M3

…お分かりでしょうか。
電源が入っていない(レンズが出ていない、液晶がついていない)のに、電源ランプがついたまま…。
おまけにアクセスランプも赤く点灯しています。

RX100M3

カメラ欲しい欲しいと言っていたら、愛用のRX100M3が嫉妬するかのように壊れてしまいました。

アップデートに失敗

RX100M3の欠点の一つに、「動作がなんとなく緩慢である」ことが挙げられます。
電源を入れて、一拍おいてから「ウイーン」とレンズが出てくるような感じです。
こういったものは、アップデートで改善されることが多いと聞きます。

「RX100にもアップデート来ていたらいいな」と考え、サポート情報を眺めていると、なんと最新バージョン「2.00」が昨年出ているではありませんか!

RX100M3のバージョン2.00

macOS10.13では別の操作が必要とのことなので、書いてある通りにソフトウェアをインストールし、アップデートを進めていました。

すると、画面に「処理中にエラー云々」と見慣れないメッセージが出てしまいました。
「あれ、おかしいな」と思いつつ、サポート情報に書かれているように作業をやり直します。
数分後、また同じようなメッセージになってしまいました。

…そして、カメラが上の状態になってしまいました。
電源ランプは点いたまま、SDカード横のアクセスランプも赤く点灯したまま。
バッテリーを抜いたり、手持ちのWindowsで試したりもしましたが、状況は改善されず。

ソニーのサポートページにあるチャット相談窓口にも相談しましたが、やはり状況は変わらず。

ソニーサービスステーション 秋葉原に持ち込み相談

ソニーサービスステーション秋葉原

仕方ないので、「ソニーサービスステーション 秋葉原」に直接持っていくことにしました。
平日の夕方だったせいか、待ち人数はゼロ。
そのまま窓口へ案内されました。

雰囲気は「俺お金預けに来たんだっけ?」と思ってしまうほど、銀行に似ています。
窓口に立っていただいた職員の女性も、昔ながらの制服を着ています。

これまでの経緯を説明すると、「少々お待ちください」と裏に行ってしまいました。
壁の後ろからは、「シュコシュコ」とブロワーの音が聞こえます。
簡単なメンテナンスや設定は、窓口の後ろで行なっているのでしょう。

5分ほど待っていると、「一度Windowsで試した後、難しい場合は基盤の交換になりますので工場になります」という説明。
すでにWindowsで試しているので難しいと思います、と工場送りを覚悟し、承諾しました。

住所や連絡先などは、すでにサポートサイトから申し込んでいたので省略。
そのままカメラを預けて、久しぶりに秋葉原を散策することに。

1時間後、携帯に着信が

ものすごい数のメイドさんに手を振られつつ、色々な意味でカルチャーショックを受けていると電話が。
さきほどの窓口の方でした。
「こちらのWindowsで試したところ、無事にアップデート完了しました」とのこと。
「えええっ、嘘でしょ」と思わず言うと、「あ、本当です」と返されたので先ほどのサポートセンターへ。

「お待たせしました、こちらですね」と何事もなく電源が入っている我がRX100M3が。
点検代金とアップデート作業代として、3240円を支払いました。

バージョン2.00にアップデートされたRX100M3は、まるで別人かのように起動が早くなっています。
電源を押してからレンズが繰り出されるまでの一拍がなくなり、即座に起動するようになりました。
バージョンアップの甲斐がありました!

窓口の方に伺うと、SONY製のカメラファームウェアアップデートは
・Macではなく出来るだけWindowsで
・純正のケーブルで
行うとベストとのこと。

いやはや、色々と焦りましたが、無事に戻ってきて何よりです。
窓口の方はとても親切に対応してくださり、また修理も予想以上に早いので、ソニーのカメラで困ったことがあったら、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
特に予約等は必要ありませんが、土曜や夕方以降は混むことも多いそうなので、出来るだけ早い時間帯で、あらかじめ修理を申し込んでおくと早く対応していただけると思います。

参考:ソニー修理のご相談、申し込み(https://www.sony.jp/support/repair-contact.html)