私の母(60代前半)は一昨年からスマホユーザーになりました。
私がそれまでつかっていたiPhone 6をバッテリー交換を施した上で使っています。
ニュースや天気のチェック、メールとウェブ閲覧程度であれば、iPhone 6の性能で何の問題もありません。
本人も特に不満はないようです。
しかし、接触確認アプリ「COCOA」のインストールが出来ないと相談されました。
色々と調べてみると、GoogleとAppleのサポートの違いのせいで、対応するバージョンに差が生まれているようです。
iOSの場合、iOS13以上のインストールが必要とのこと。
iPhone 6でインストールできる最新のバージョンはiOS12.4.8。
iPhone 6を使っている以上、インストールは無理なのです。
ここ最近、再び新型コロナウイルスの感染が拡大していますが、緊急事態宣言下とは違ってテレワークもさほど進まず、宣言前の生活とほとんど同じ感じがします。
COCOAの普及率が思うように伸びていないようですが、アプリやサービスの普及の鍵はライトユーザーが普通に使ってもらえるかどうか、というところにかかっています。
iPhone 6は、特に私の母のようなライトユーザーの層にまだ使っている人が多い気がします。
iOSのセキュリティアップデートがまだ配布されている点は大変嬉しいのですが、せっかく感染拡大防止に協力しようとしても出来ないのは大変残念。
Appleのポリシーのせいなので、厚生労働省ではどうにも出来ないかと思いますが、何とか出来ないものでしょうかね…。