日本時間の2021年10月19日午前2時、Appleのイベントが開催され、新しいM1 Max、M1 Proチップを搭載したMacBook Proや新しいAirPodsが発表されました。
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詳細は他のウェブサイト等に譲りますが、全体を通して「好きだったAppleが全部戻ってきた感」をとても感じています。
まず、イベント冒頭の、A. G. CookがApple製品の音をサンプリングして曲を作っていくシーンで、私はなぜか泣いてしまいました。
その姿を見ていた妻に不審がられるくらい泣きました。
イベントの映像とは別に、この部分だけの映像もアップされていました。嬉しい。
なんというか、ガレージや部屋にこもって、決してイケイケでない感じの人が黙々と何かを作っている姿をきちんとAppleという会社が応援してくれているように感じたのです。
中学校2年生の終わり、一番最初に買ったMacであるiMac G5を、当時の貯金全額下ろして買ったことを思い出しました。
電源を入れた時の「ジャーン」に感動し、これからこれで何をやっていこうかと本当にワクワクした当時のこと。
あれからウェブサイトやロゴやデザインをいろいろ作り、それが今の仕事に通じているのですが、流石に今ではその当時のワクワクは感じることはできません。
今回のイベントの映像を見て、ああ、Appleはそういう姿勢をちゃんと応援してくれているのだと感じたのです。
一時期、あまりにコンシューマーのことしか考えていなさそうな製品ばかりだなと感じ、Apple信者ではなくなったことがありますが、ここ最近は昔と同じくらいApple信者に戻りつつあります。あまり懐古主義的なものは好きではないのですが、それよりも「すごく憧れていたあの頃の雰囲気が戻ってきた」ことが素直に嬉しい。
やはり企業姿勢をきちんとクリエイティブに落として表明して、製品として出すことの大切さを切実に感じる今日この頃です。
ちなみに、AirPodsのCMも往年のiPodシルエット広告を思わせる作り。原点回帰っぷりがすごい。