やっぱりカメラが好き

亡くなった祖父が使っていた「PENTAX MZ-30」を、形見として譲り受けたのが中学校2年生の時。
そこからカメラにどハマりし、20年間カメラを趣味としています。写真も好きだけど、どちらかというとカメラが好き。そういう方も多いのではないでしょうか。

数ヶ月しか使っていないカメラを含めると、かれこれ20台以上のカメラを使ってきました。
使った当初は「これは一生使えるぞ」と思っていても、使っていくうちに何だか気に入らない点が出てきたり、新しい製品がより魅力的だったりして、ヨドバシカメラやマップカメラの御世話になる。その繰り返し。

しかしこの2年間、コロナ禍になり遠出や飲み会、イベントが難しい状況になり、写真を撮る機会も激減してしまいました。
同時にカメラの熱も徐々に冷めてきたのですが、色々な方のSNSやブログを読んでいると「やはりカメラはいいものだな」「人生の記録はやはり写真だな」と感じることも増えてきました。
いよいよ5類になり、外出規制もなくなり、医療のキャパシティも落ち着くと「色々なところに出かけて記録を残したい」という、カメラを使いたい思いは一層強くなります。

よし、X-Pro2を買おう

再びカメラの熱が冷めてしまうとも限らない。
いっそのこと、今まで我慢していたカメラを思い切って買ってみるのはどうだろうか、とFUJIFILMのX-Pro2を購入しました。

発売当初、ヨドバシカメラで実機に触れ、素晴らしいデザインやシャッターフィーリングがなかなか忘れられずにいましたが、X-T3を使っていたこともあり「今はいらないな」と購入を見送っていました。
そして時は流れ、X-Pro2の新型であるX-Pro3が発売されます。ご存知の方も多いと思いますが「Hidden LCD」という背面液晶を隠してしまう仕様になりました。そのコンセプトは理解できますし、絶賛する方も多くいらっしゃるのですが、個人的に「これはないな」とこちらも購入を見送りました。やはりX-Pro2のデザインと実用性のバランスは素晴らしい。

程度のいい中古が運良く見つかる

ただ、発売から長いこと経ってしまっているので、新品はもちろん、程度の良い中古品もなかなか見つけることができないのです（X-Pro2は本体のデザインがいいので出来るだけ綺麗な筐体のものが欲しい）。
そんな中、たまたまメルカリ上で新品同様、数百ショットしか撮られていないものを発見。おまけに全くの許容範囲の値段がつけられていました。
「これは運命である。」気がついた時には購入していました。
メルカリでカメラを購入したのは初めてなのですが、すぐに発送していただき、実際のカメラも本当に新品同様。
傷ひとつないものが届きました。

XF35mmF2を買い直す

同時に、以前使っていたXF35mmF2を中古で買い直しました。

XF35mmF1.4よりも力強い描写をしてくれるので、ふわふわした写りがあまり好きではない自分としては「なぜ手放したのだろうか」とずっとモヤモヤしていたレンズです。

作例

2014年に発売されたカメラなのですが、AFの速度も許容範囲ですし、何より写真を撮っていて楽しい。
OVFの見え方もとてもいいですし、X-Pro3やX100Vに見られるEVFにした瞬間にファインダーの窓に幕が降りる仕様でもないので（あの仕様を大変カッコ悪く思ってしまう）、撮っていてとてもサマになる。あまり撮影枚数は多くないのですが、作例を紹介します。

カメラに求めるものは人それぞれ、使い方もそれぞれですが、今のところ私の使い方にはとても合っているようです。しばらく、このX-Pro2とXF35mmF2のみでカメラを楽しもうと思います。