ハイソラ

スイスデザイン展に行ってきました

DESIGN

東京初台のオペラシティアートギャラリーで行われている「スイスデザイン展」に行ってきました。
2014年は、永世中立国であるスイスとの国交樹立150周年だそうで、日本とスイスの関わりはなかなかのものです。

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スイスデザイン展の入口。Photo by RX100M3

展覧会はグラフィックデザインを中心に、ポスターや小物形が充実していた印象を受けます。
観光や交通から、スウォッチなどのブランドの事例、無論みんな大好きヘルベチカの紹介と、スイス出身のル・コルビュジェによるドローイングの展示もあります。
スイスの国鉄であるスイス連邦鉄道のロゴを中学生のときに観て、衝撃を受けた思い出があります。
スイスのデザインが好きになったのは、その頃からです。
スイス国鉄と言ったら有名なアナログ時計ですが、もちろん大きく展示されていました(ただ、動いていなかったのが至極残念)。
また、swiss airのブランド展開も展示されていて、これだけでも見に来る価値はありだと思います。
JALやANAもブランド展開にはとても力を入れていると思いますが、swiss airのような、「あか抜けた感じ」が足りない気が…、なぜでしょうか。

ギャラリートークの前に展示を見るべし

私が行った際は、橋本優子氏(宇都宮美術館主任学芸員)による「スイスのグラフィックデザイン」というテーマでのギャラリートークも催されていました。
一般客に混じって、展示されているものの解説を聞きながら回るというものです。
フォントの話やポスター、スイス国鉄の時計の話も伺うことが出来て、満足しました。
ギャラリートークでは、展示品の全て観ることは出来ないので、別途しっかりと観る機会が必要です。
私の場合は、閲覧→ギャラリートークと言う順番で観ましたが、正解でした。
ギャラリートークには数十人の人と一緒に回ることになり、その後展示を観るとなると、多くの人と一緒になってしまい、満足して観ることが出来ないと思います。
「必要最小限で最大の価値を図る」というデザインが、私の目標でもありますので、今回のスイスデザイン展は本当に良かったと思います。
展示風景の撮影は入口を除いてNGだったので、残念でしたが、是非一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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USMハラーによるスイス国旗。エントランスの展示。Photo by RX100M3

スイスデザイン展の詳細

スイスデザイン展
期 間:2015年1月17日[土]─ 3月29日[日]
会 場:東京オペラシティ アートギャラリー[3Fギャラリー1, 2] 交通アクセス フロアマップ
開館時間:11:00 ─ 19:00 (金・土は11:00 ─ 20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日、2月8日[日](全館休館日)
入場料:一般1,200(1,000)円、大・高生1,000(800)円 中学生以下無料