BALMUDA The Toasterを購入してから、早1ヶ月。
毎朝、このトースターでパンを焼き続けてきました。
今回は、1ヶ月間使用した印象をそうまとめしたいと思います。
導入した際の記事は「朝を素敵に過ごすために「BALMUDA The Toaster」レビュー」を、トーストを焼いてみた際の記事は「BALMUDA The Toasterでトーストしてみる」をご覧下さい。
目次
ロールパンが一番美味しいかもしれない
バルミューダ社長がイチオシと言うチーズトーストも、もちろん試してみました。
確かにこれは美味しい。
ちゃんとパンはサクサクモチモチ、なおかつ上に載せたチーズがとろーっと溶け、朝から贅沢な気分を味わえます。
ただ、トースト・チーズトースト・バケット・クロワッサンなど、色々と試した中で最も美味しいと思ったパンは、個人的にはロールパンでした。
バターの芳醇な香りが口の中に広がり、本当に焼きたてのパンを買ってきた、という味わいです。
中はふわふわな焼き上がり。
最近は、朝はトースト・チーズトースト・ロールパンを日替わりで食しています。
買ってよかった点
・パンは本当においしい
特にこれはロールパンや、厚切りの食パンなど「厚みがある」パンにおいて、本当にふわふわ、もちもちな焼き上がりになります。
本当に美味しく焼きがあり、毎朝はパン食、という人にとってはお勧めしたい製品です。
・朝が楽しくなった
コンビニやスーパーで買ったパンが、自宅で手軽においしいパンになるわけですから、毎朝が楽しみになります。
最近は寝る前に「明日の朝はチーズを載せよう…」なんて思いながら寝ると言う、まるで肥満気味の小学生のように寝付きます(ちなみに私自身は痩せ形)。
毎朝を楽しむために購入した訳ですから、これが果たせただけでも満足です。
・喫茶店に行かなくなった
自分好みのコーヒーも淹れられるようになり、加えて美味しいパンも食べることが出来るようになった訳ですから、喫茶店には行かなくなりました。
もしかしたら、これは良くなかったことになるのかもしれません……が、何となく「今日はお昼、あそこのカフェでトースト食べよう」ということはなくなり、食費がかからなくなったのは確かです。
惜しい点
・高い
26000円は、高いです。
それだけの価値はありますが、やはり初期費用にそれだけかかるとなると、少し躊躇してしまいます。
家電量販店に行って、他のトースターをちらっと観ると、あまりの安さに驚きます。
・気軽に使えない
その値段故、壊したら嫌だな、とか、焦がして煙とか出てきたらいやだな、とか、思ってしまいます。
トースターは忙しい朝、簡単にトーストできる機械ですが、このThe Toasterに気軽さはないです。
・作りが所々チープ
下の写真では分かりにくいですが、水を入れる注水口のフタは、少したわんでいる印象を受けます。
また、これは個体差なのかもしれませんが、時間を設定するツマミが「カチカチカチ」と個気味よく回らないのです。
スムーズにまわり、かちっとハマる、というのではなく、回るときに少し引っかかる、という感じでしょうか。
大手のメーカーが得意とする、製品の品質保証の部分はまだ不得意なのかもしれません。
・コンセントが短い
これも個人的な印象ですが、少しコンセントが短い気がします。
大型のトースターですので、もう少しだけ長いと、設置場所に困らない気がします。
・サポートが不安
少し気になることがあったので、サポートセンターにメールで問い合わせをしたのですが、返信は2営業日後でした。
また、バルミューダのウェブ、サポート情報の箇所にも、まだThe Toasterが載っていません。
これも出来たばかりの会社という事で、まだそのあたりの体制が整っていないのかもしれません。
ただ、家電という毎日扱うものですので、サポート体制はしっかりとしてもらいたいと考えています。
毎朝パン食であれば、購入の価値あり
毎朝パンを食べる、それもおいしいパンを食べたい、という人は買って損はありません。
毎朝ベーカリーで焼きたてのパンを買ってきて食べている、自家製のパンを焼いている、という人も、このトースターでリベイクすると、ますます美味しく食べられると思います。
「時々贅沢したい」と思って、ちょっと遠くのパン屋さんまで買いに行くような人は、このトースター、本当にお勧めです。
無駄に高いパンを買わなくても、妥協で買っていたスーパーで売っているパンが本当に美味しくなります。
The Toasterは、朝を豊かに過ごすという価値をもたらす、画期的なトースターなのかもしれません。