HIGH ISO LIFE

フリーランスのデザイナーの目線で、色々なことを考えるブログ

相談するときは準備がマストではないか

フリーランスとして働いていると、「独立を考えている」という人から相談を受けることがあります。
わざわざメールをいただき、アポを取ってお話を伺うことがほとんどです。
誰かとお話をするのは好きなので、基本的にはお引き受けしていましたが、このところ何故かこちらが嫌な思いをしたり、「無駄な時間だったなぁ」と思ってしまうことが多く、モヤモヤしていました。

その理由が明確になりましたので、今後の自分のためにも整理しておきます。
大きく分けて3つのタイプに分かれるのではないかと考えています。

1.結局グチが言いたいだけじゃないか

まず、結構な割合なのが「結局グチが言いたいだけじゃないか」タイプ。
どのような仕事をしているか簡単に説明して、悩みを伺うと「いいですよね、好きなことをしていて、俺なんてこんなザマですよ」みたいなことをいうわけです。
今後については特に何も考えていない、ただ単に今の環境に嫌気がさして、なんとかしたいということ。

もちろん、今いる環境を憎んでしまうことはよくありますし、「なんだよあのやろー」と愚痴を吐くこともしょっちゅうです。
ただ、さほど仲良くない人や知り合ったばかりの人、ましてやアポをわざわざとった上で、愚痴を吐くのはやめた方がいい。
仲のいい人や家族の愚痴ならまだ聞けますが、それでもやはり愚痴は楽しくないもの。
今後のことを考えず、単に不満を口にするのはなんのプラスにもなりません…。

2.なんで説教されてるんだろう

「お話を聞かせてください」とご連絡いただいて、これまでの仕事や今後の仕事の展望などを私なりに準備してお会いすることも多くあります。
しかし「うーん、それだと厳しいんじゃないですかね」「どうしてそういう仕事しかしてこなかったんですか?」「私だったらこうするけどな」という反応が返ってくることがあります。
「あれ?私が結局説教されているだけじゃないか」と、悲しい気持ちになります。
ここ最近はなくなりましたが、独立当初から2年目くらいまでは、かなりの頻度で遭遇しました。

このような反応をしてしまう人は、おそらく自分の考えをとにかく認めて欲しい、背中を押して欲しいタイプなのでしょう。
私が話した内容と、自分が考えていた内容が異なり、このような反応をしてしまうのだと思います。
まぁ、私が未熟なせいもあるのですが…。

ちなみに「お話を聞かせてください」とご連絡いただく場合、かなりの確率でこのパターンに遭遇します。

3.とにかく営業

3パターン目は見出しのままで「とにかく営業がしたい」パターン。
相談という名の営業ですね。
「今度こういう会社を起業するのですが、営業部員は足りていますか?」「成果報酬制なので、基本的には無料で大丈夫です」「実はこのような仕事をしているのですが、ご一緒できないですか?」などと話をされます。

もちろん「今あなたにはこのようなサービスが必要なのではないでしょうか」とあらかじめ提案されている場合は、じっくりと話を伺います。
ただ、全く違う名目でアポを取っているのに、勝手に営業されても困ります…。
そのような気持ちの準備をしていないですし、そもそもアポの内容と違うことを切り出された瞬間、信用は失います

アポを取ってまで相談したいかどうか吟味をしなければ

このようなことを経て、一番の学びは「アポを取ってまで話ししたい内容かどうか」ということをもっと真剣に考えなければならないな、ということ。
私が諸先輩や有識者の方に相談をするときは、前もって準備をして、相談したい内容をしっかりとメモした上でのぞむようになりました。
「そんなの当たり前じゃないか」と思われるかもしれませんが、意外とこれをしていない人が多いことに気がつきます。

人は基本的に忙しく、時は有限です。
時間を割いて話をするのであれば、その時間は有意義なものにしなければもったいないです。
今はメールのほか、SNSで気軽にダイレクトメッセージが送れるようになりました。
なんとなく相談がしたいな、というだけでアポを取って人に会うのは、自分にも相手のためにもなりません。

もちろん、人と直接話すことは一番の情報収拾ができますし、私自身、相談することもされることも大好きです。
ただ、上に挙げたような内容が続くと、「はて、この人は何が聞きたいんだろう」と思ってしまいます。

人になんとなく相談したい、自分の考えをちょっと伝えたい、という場合は、しっかりとしたアポを取らずに、まずは友人と食事をしたりお酒を飲んだりしながら、カジュアルに話をするのがちょうどいいのではないでしょうか。
自分の考えをまとめるのは、それからでも遅くはありません。

アポを取って誰かに相談をする場合は、やはりそれ相応の準備をした上で望んだほうが、具体的なことまで踏み込めますし、より有益な情報が聞き出せます。
誰かに相談するときは、その内容をしっかりと準備した上で望んだほうがいい、というお話でした。

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