HIGH ISO LIFE

フリーランスのデザイナーの目線で、色々なことを考えるブログ

「どうして解散するんですか?」はどうしてあんなことをしたのか?

今回の衆議院選挙解散に際し、「どうして解散するんですか?」という疑問を小学校4年生がウェブを通じて呈した、という話題がありましたね。
プログラマーでなくとも、ウェブの制作を請け負っている人であれば、
・あのウェブは普通の小学校4年生ではない
・このアクセスカウンターのような、数値が上がって行くのはどういうコードだよ
と思うことは自然だと思います。
結果として、数値は乱数が上がって行くだけのものであり、ご存知の通りNPO法人の代表と、天才プログラマーと称されたTehu氏によるものだったわけですが、一言で表現すると、ただ痛いだけだったな、と。

なんで小学校4年生と称する必要があったのか?

普通に「ワタシTehuは、衆議院の解散に対してこれこれこういう理由で、疑問があります」とブログなり何なりに投稿すればよかっただけじゃないですか。
なんで態々、小学校4年生と言う立場を借りる必要があったのか、ただただ謎です。
私なんかより発言力があるTehu氏が、普通に言論すればよかっただけのこと。

あのデザインが一番痛い

作成されたウェブサイトは、わざとらしく黒板をメタファーにしたデザインで、わざとらしくチョークで描かれた感じの手書き風フォントを使っていました。
おまけに、Twitterアカウントで色んな有名人にメンションを飛ばして、疑問を呈して…という行動も起こしていました。
痛い、痛いですね…。
まず、「小学生だから黒板だろ」というアイディアの乏しさに痛々しさを感じます。
こんな乏しいアイディアで、言わば人をだませると思っていたことが、本当にイヤです。
天才と称されていたのであれば、先述した通りに、普通にブログで発信すればよかったのです。
…と、ここまで書いたのが24日の深夜0時。
色々とウェブを観ていると、こんな記事を見つけました。
あまりに卑劣な「小学四年生なりすまし」事件に思う – WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
…はい、本物の天才プログラマーである清水氏が書かれたものでした。
なぜこのようなダサい手法をとったのか、という推測までしっかりとした理論のもと書かれています。
正論過ぎて、ブログを書く気が失せました…。
今回の件を企画したお二人には、以下の書籍を心から、お勧めしたい。

まじめにしていれば、日本は本当に優しい

あと、もう一点。
「若者に容赦ない、日本はおかしい!」という論点がありますが、アホかと思います。
私も20代ですが、フリーランスで生計を立てています。
20代のペーペーが、フリーで仕事をするというのは大変なことですが、マジメにコツコツしてきたからこそ、周囲の大人に支えられて、仕事ができているのだと思います。
若者にも優しい国だと思います、マジメにやっていればね。

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